江の島ヨットハーバー
こんにちは、江の島ヨットハーバーのハーバーマスター桑名です。
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No.160 「カフェ・プライム」リニューアルオープン 

2012/02/23 17:15 
昨年末から事情により休業していた「レストラン・カイ」が、明日2月24日(金曜日)「カフェ・プライム」としてリニューアルオープンします。長い間ご迷惑をおかけしました。美味しいコーヒーの他、おすすめメニューは、サザエ、シラス等の新鮮な海の幸の各種料理も予定しているそうです。


No.159 2月の主なお知らせ 

2012/02/02 11:44 
○横須賀海上保安部からのお知らせ
 2月10日(金)「巡視船による洋上射撃訓練」35−08.5N,139−26.9Eを中心とする半径3マイル海域、時間は12:30〜15:00までの間、(予備日2月11日)*この付近を航行する際は十分にご注意をお願いします。

○湘南藤沢市民マラソン実行委員会からのお知らせ
 2月26日(日)「2012湘南藤沢市民マラソン開催」コースにあたる国道134上下線車道(片瀬東浜〜浜見山交番前及び江の島島内)08:00〜11:30の間は通行止め。また、突き当り「県営駐車場」はメイン会場となるため、次のような対応となります。
 前日の25日(土)は西側半分が使用できません。
 当日26日(日)については、午前中は全面使用不可、午後から東半分のみが使用可能。

○レストランカイについて
 昨年末から事情により休業しておりました二階レストランが、今月中には再オープンされる見込みです。

○25tクレーンの「法定検査」について
 2年に1度の「法定性能検査」を2月21日(火)に実施します。休港日の火曜日に当て込んでいるため、利用に関しての支障はありません。

○ディンギーバースのMB、DH、DG、DFラインの「バース枠改修工事」が決定され、現在その計画準備段階です。詳細については、後日お知らせします。

No.158 謹賀新年 

2012/01/04 14:15 
写真1 写真2
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本日よりハーバーは通常営業となります。あいにく、日本海にある低気圧の影響で西南西の風が強く、強風注意報が発令中で出艇禁止となってしまいました。
年末に、クリスマスツリーをかたづけ、イルミネーションで使用した「竹キャンドル」の竹を利用して「手作り角松」を新年に向け玄関に飾り、みなさんをお迎えする準備は完了です。また、昨年実施して好評だった「甘酒無料サービス」を今年も実施します。7(土)、8(日)、9(月)の三日間で約300杯分を用意してポートサービス課前にてお配りします。是非ご利用ください。また、恒例の「福袋」を早い者勝ち限定10袋をフロントで販売します。・・本年もなぎさパーク湘南港管理部スタッフ一同、どうぞよろしくお願いいたします。

No.157 幻想的な竹キャンドル 

2011/12/25 11:48 
写真1 写真2 写真3
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今日でハーバーライトアップは最終日です。幸い今夜は風も弱く、冷え込みも厳しくなさそうなので、是非、幻想的なハーバーライトアップを楽しんでください。
写真上から、「クルーザー」、「さざえ島」、「休憩塔内竹キャンドル」

No.156 今年の「ハーバーイルミネーション」 

2011/12/02 14:48 
今年のクリスマスイルミネーションの日程が決まりました。
クルーザーのライトアップが 12月17日(土)から25日(日)
プロムナードライトアップ一般開放が 12月23日(金)から25日(日)
ライトアップ時間は17:00〜21:00です。

ハーバーのイルミネーションも今年で12周年を迎えます。今年は大震災が起こり、津波により多くの人命が失われました。このため本年のイルミネーションは例年とは趣を変え、クルーザーはLEDロープライトのみ(節電効果期待)、プロムナードは「派手さ」を避けて「直火」を取り入れ、「追悼・鎮魂の意味を含めた雰囲気作り」の方向性を実行委員会として決めました。具体的には、直火キャンドルを約100個を配置し、オリンピックで使用された「聖火台」にはイミテーションではない炎(聖火)を燈したいと考えています。また、休憩棟内の一角に「竹キャンドル」を配置し、これをメインとしてイメージしました。ヨットハーバーの一味違った「キャンドルナイト」に是非、足を運んでください。

No.155 インカレと湘南国際マラソン 

2011/10/30 17:11 
11月3日〜6日、「全日本学生ヨット選手権(インカレ)」が開催されます。北海道から九州の約33大学、合計115艇が参加する大規模レースです。すでに、9割の大学が搬入し、ビジターバースはほぼ満席状態です。開催期間中は、各大学の応援者、応援艇を含め、「インカレ」一色に染まりそうです。
また、インカレ開催の初日(3日)には、「湘南国際マラソン」が行われる予定です・・さて、「ハーバーへは車で行かれるの??」という問題ですが、ハーバーへ通じる橋の交通規制はなく、コースに当たる(西湘バイパス「大磯西IC」をスタート、「江の島入口」を折り返して「西湘二宮IC」でフィニッシュ)この区間が交通規制区間になります。ちなみに、134号線「江の島入口」地点の交通規制時間帯は08:30分〜12:45分です。ただし、この時間帯の前後は周辺の一般道でも渋滞が予想されるため、車でのハーバーの利用は「渋滞覚悟」となりそうです。特にインカレの応援艇に乗船を予定されている方々は十分に注意してください。

No.154 ハーバーフェスティバルの様子 

2011/10/17 16:02 
写真1 写真2 写真3
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15日土曜日は、予報どおり朝から雨交じりの南西の風が吹き荒れ、イベントはすべて中止。16日日曜日は、引き続き強風のため、海上イベントは中止になったものの、プロムナードでの陸上イベントは盛況に行われました。写真は昨日の様子です。

No.153 江の島ハーバーフェスティバル 

2011/10/14 14:18 
明日15(土)、明後日16(日)、毎年恒例になっている「江の島秋まつり」の同時開催プログラムとして、「江の島ハーバーフェスティバル」が行われる予定です。
問題は天気ですが、低気圧が能登半島あたりを通過するため、明日は雨混じりの南西の風が強そうで、コンデションは良くなさそうです。
ただ日曜日は徐々に回復に向かう予報なので是非みなさん参加してください。
場所はセンタープロムナード、時間は両日共に09:00頃から15:00頃までで、内容は、「クルージング体験(締切済)」「海上パトロール体験(締切済)」「保安庁、警察によるブース」「フラダンスショー」「模擬店・フリーマーケット」
模擬店には、焼きそば、スパムおむすび、ハワイアンランチ、豚汁、ドーナツ、金魚すくい・・等が出店される予定です。

No.152 台風15の被害状況 

2011/09/24 16:01 
写真1
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久々の40m/s超えの台風でした。  台風接近に伴い、10:30分頃、今までの北寄りの風から南南東の風に徐々に変わり、最大風速が20m/sを超え、15:30分頃には30m/sに達し、さらに最接近時の17:30分頃には南南西の風が43.6m/sを記録しました。この滅多にない40m/s超えの暴風に面食らった船たちに少なからず被害がでてしまいました。クルーザーの被害状況は、ジブファーラーからセールが飛び出し、切れてしまった艇が8艇。マストが折れてしまった艇が1艇。係留艇の状況を遠目に見ると、マストが揺れるのではなく、すべてのマストがセールも張ってないのに45°にヒールしている異常な光景でした。ディンギーバースに保管の艇の被害は、船台から艇がズレ、傾いた艇が49艇、完全に90°に横倒しになったのが6艇。マスト折損が3艇。・・という状況です。また、オーニングが切れて、艇内にあったセールやライジャケ等も風に運ばれ、風下側の艇に引っかかっていたり、そのまま東浜へ行ってしまった物もありそうです。実際私のヘルメットも作業中に吹っ飛び翌日東浜で拾われて届けていただきました。その他施設関係の被害は、ガラスが割れたり、マンホールが浮き上がったりしたものの特別大きな被害はありませんでした。
 さて、被害にあった艇についてですが、全て写真を撮り所有者に連絡しました。自分の艇単独の被害だけではなく、隣の艇に傷をつけてしまったもの、完全に横倒しになって、隣の隣、そのまた隣の艇まで傷つけてしまったもの・・つまり相手が存在する場合があります。時間が経てば経つほどトラブルの原因になるため、連絡を受けた方々は早急に状況を見に来てください。お願い致します。

No.151 ミステリー船 

2011/09/19 11:17 
写真1 写真2 写真3
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写真@ こりゃなんだ??・・北朝鮮からの移民船かぁ??

写真A いや!・・これに人は乗れないだろ!・・30人分の「舟盛」だよ!

写真B なんでもいいけど、・・不法投棄だな!

このミステリー船の特徴
外板部はコンパネ。内部の合わせ目には防水シーリングが塗られている。船底及び喫水部には海水か水垢が付着している、さらにその付着している位置からかなり重いものが乗せられ海か川か湖か池に浮いていたことが推察できる。

疑問
@いったい何のためにこの船を作り、どこでどういう目的で使用していたのか?
A何かの理由で不要となったのだろうが、それをなぜハーバーに捨てなければならなかったのか?

捨てた人に是非聞いてみたいです・・・おしえてください。

No.150 流木に気を付けて! 

2011/09/18 15:34 
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4〜5日前から江の島近海に多数の流木が認められています。大小さまざまな大きさや形ですが、大きいものは、太さ60cm、長さ4mぐらいの大木も確認されています。海上保安署の情報によると、相模湾だけではなく、伊豆七島全域にも帯状になって浮遊しているとのことです。さて、この流木はどこから来たのか?・・というと、周辺海域での材木運搬船の荷崩れ事故等の発生はなく、考えられるのは、先々週に和歌山や三重、紀伊半島に大雨被害をもたらした台風12号の影響により、製材所や貯木場等の材木が増水した河川から海に流失し、黒潮に乗ってこちらに来たという説も考えられます。原因はともかく、当分の間は「航行注意」です。スピードを控えめに、海面を十分に注意して航行する必要があります。特に「潮目」付近の航行は避けるか、最徐行が必要でしょう。(写真の大木は、16日金曜に県連の「かもめ」がパトロール中に白灯台沖で見つけ、クレーンでハーバーに揚げたものです。)



No.149 台風12号、夏時間終了 

2011/08/29 11:44 
台風12号が日本のはるか南にあり、歩くようなスピードで北上しています。この影響による「うねり」が先週から入り始め、今日はかなり大きくなっています。昨日まで学連とクラブ連盟等のレースがあり、スロープもだいぶうねっているため、波乗り状態で艇の上げ下ろしを行っていました。
さて、このうねりは長期戦となりそうで、少なくても5〜6日は続きそうです。進路によっては江の島にも接近する恐れがあります。本日からハーバーも本格的な荒天準備体制に入りました。特に係留艇のモヤイロープは、長期間に渡り「フェアリーダー」等の摩擦部にストレスがかかるため、切れる可能性があるので注意(点検)してください。

 8月いっぱい(今日を含めあと3日)で夏時間が終了します。9月1日からは通常営業となり、火曜日は休港日になりますのでお間違いのないよう宜しくお願い致します。

No.148 「ヨットハウス建替」・・見直し延期 

2011/08/18 15:02 
もう、みなさん御存知とは思いますが、今年度末に着工予定だったハウス新築工事が延期されることになりました。理由は、「津波対策」です。
東日本大震災の大津波の光景と新ハウスの完成予定図(波型の屋根)を照らし合わせた結果、緊急避難場所としての機能を持った「屋上」を作るべき・・という意見が多く出ました。これを受け一部設計変更となりました。どの程度の「屋上」を作るかは現在検討中です。したがって、着工は1年以上延期され、平成26年度完成予定で現在見直しが行われています。
 

No.147 津波警報と大津波警報の「吹流し(視覚標識)」 

2011/08/01 11:39 
震災発生後から現在もまだ頭を抱える問題が一つあります。それは、湘南港における津波警報及び大津波警報発令時の「視覚標識(吹流し)」の問題です。
現在、気象庁の定めるところによると、津波警報や大津波警報の発令を知らせる標識は、「サイレン、又は鐘」による音響信号・・と決まっています。
湘南港から出港するヨット達にはこの「音響信号」は届きづらく・・と言うよりほとんど聞こえない場合が多く、そのため「津波警報を知らせる吹流し」をミズンマストに掲げ、海上にいるヨット達にできる範囲で早急に危険を知らせたい。と考えました。
そこで、震災直後から色々調査を開始し、検討を始めた矢先に、私と同じように考えた鎌倉のサーファーやマリン関係者さんのグループから「オレンジ旗」が発案され、現在マスコミでも取り上げられ「津波警報標識=オレンジ旗」が浸透しつつあります。
この発案の主旨は我々とまったく同じで、常に危険を肌で感じ、安全を常に考えながら海に携わっている方々の痛切な思いが表現されたものだと思います。
普通ならこの発案に諸手を挙げて賛同するところですが、ここで頭を抱える問題があります。
この「オレンジ旗」・・公式を含めヨットレースでは「レース運営旗」として昔から使用され国際ルールにもなっていて、津波警報とはまったく違う意味や用途として使用されているのです。つまり、このオレンジ旗は、大げさに言うと同じ海の上で二つの意味を持つことになってしまいます。
ちなみに、公式ヨットレースでの「津波警報、大津波警報」発令時のフラッグは大津波警報発令時が「赤旗」・・、また、津波警報、注意報発令時が「赤旗にピンク旗と国際信号旗の数字旗」を組み合わせた標識等を駆使してレース運営を行っています。 要は、大震災を教訓に、海上に位置するサーファーや海水浴者、少し沖に出れば小型の釣り船、手漕ぎボート、そしてヨット等を含め、視覚を頼りに海上に出ている人達に如何なる手段で津波襲来の危険を知らせることができるのか?関係者であるなら同じことを感じたと思います。そして「湘南港独自?の大津波警報発令時の吹流し案」は既にできているのですが・・、
海岸線では「オレンジ旗」、各港やマリーナではそれぞれ独自の「○○色の吹流し」、陸上の視覚標識が見えない沖にいる船同士の標識は「国際信号旗○○旗」や無線、と言う三種類の住み分けと言うかルール作りでよいのか?それとも国が全国共通の視覚気象標識を今後整備するのか?・・は今のところ分かりません。
個人的には、できる限り、サーファーさん達の素晴らしい発案であるこの「オレンジ旗」のオレンジ色をベースとした何色かの配色(オレンジ一色では不具合が生じる)で他の標識と紛らわしくない海上での共通標識(岸近くでも、少し沖でも、遠い沖でも、日本全国どこでも・・)が国の指導のもとに整備され「統一」の方向で進めばベストだと思います。
・・と言うわけで、「湘南港の津波警報標識案(吹流し)」は現在この「統一」というハードルの前で足踏み状態になっています・・。

No.146 台風6号 

2011/07/16 17:00 
超大型の台風6号が現在「沖ノ鳥島近海」にあって西北西に進んでいます。この影響で相模湾にも昨夜あたりから「うねり」が早くも入り始め、本日は「釣り広場」と「裏磯」は閉鎖の状況です。今後の予想進路は、北寄りに進路を変え、さらに東寄りに進む予報です。明日、明後日と海の日のイベントやレースが予定されていますが、明日は今日よりうねりが高くなりそうです。うねりだけだと「禁止か注意か」微妙な状況ですが、白灯台周辺や鴨根周辺、腰越テトラ近く、またスロープでもかなり危険な状況になるかもしれません。しかし、「じゃあ明日明後日はハーバーへ行くのは、やーめた!」・・と言わずに、モヤイの点検や固定ロープの点検等、台風準備に足を運んでください。

No.145 消防水難救助夏季強化対策 

2011/07/04 13:44 
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藤沢消防鵠沼水難救助隊が7月、8月の土曜日曜に南緑地内に仮設テントを設置し、消防レスキュー車とPWC(ウォータージェット)も配備して、藤沢市沿岸の水難事故対策を強化することになりました。写真は7月2日土曜日の初日のものです。 

No.144 チャリティ観覧艇 

2011/06/10 10:36 
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6月5日に行われた「被災地復興支援チャリティ県民レース」は盛況に終了し、当方の「チャリティ観覧艇」にも、たくさんの人達が乗船してくれました。1回目乗船組は、個人の常連の方々で、Sさん、Tさん、Hさん、Sさん、Yさん、小田急のNさん・・
2回目乗船組は、N,T,I,F夫妻さん・・3回目乗船は、駒大ヨット部のみなさん・・4回目乗船は、デイセーラーのIさん夫妻+1名,Mx3名さん・・5回目乗船は、ミラクルのIさんグループ10名さん・・のべ40人が乗船、乗船料の合計が27000円になり、全て県セーリング連盟を介して被災地の各セーリング連盟へ義援金として送られることになりました。ご協力くださった方々に感謝いたします。
 特に、第5回目に乗船されたIさんグループについては、レース自体が良い風に恵まれ過ぎて早く終了してしまい、残念ながらレースは観覧できませんでした。波も高くなり、急遽、江の島、七里ヶ浜の海岸線の遊覧船に早変わりして乗船していただきましたが、文句ひとつ言わず喜んで乗ってくれました。みなさん有難うございました。

No.143 チャリティ県民レース 

2011/05/16 11:44 
今回の震災で東北関東のヨットハーバーやマリーナが壊滅的な状況となり、セーリングの各拠点が失われてしまいました。
そこで、来月6月5日に行われる毎年恒例の県連主催「神奈川県民レース」を今回は形を変え、「被災地復興チャリティレース」とし、エントリー費の一部を被災地の県セーリング連盟へ義援金として送り、復興に少しでも協力する・・。という計画が現在進行中です。
我々も同じセーリング拠点の指定管理者として、この趣旨に賛同し、県連と当方の共同開催の形をとり、全面的に協力することにしました。その一環で、はたして乗ってくれるか?くれないか?・・心配ですが、当方のレスキュー艇を利用してチャリティ観覧艇を出すことにしました。色々な艇種の混合したオープンレースなので、選手の家族や友人、ヨットレースを見たことのない人など良い機会だと思います。チャリティ観覧艇の料金は一人500円から・・としました。是非!ご協力をお願いします。

「県民レースを海上で観戦しましょう」
○観覧艇   : 湘南なぎさパーク、「レスキューSNP」
○出航予定時間: 一回目 10:15〜10:45分 定員10名
(目安)     二回目 11:00〜11:30分 定員10名
         三回目 11:45〜12:15分 定員10名
         四回目 13:00〜13:30分 定員10名
 *ただし、レースの時間に変動があれば、上記時間も変動します。(私が運転手を務めさせていただきます)
○乗船対象者 : ヨット関係者、その他、どなたでも・・
○乗船料   : 一人500円から(・・上限はありません)
 *乗船料はすべて県連と同様に、被災地セーリング連盟への義援金とします。

申し込みは電話または、Eメールでお願いします。各回先着順で締め切らせていただきます。
TEL 0466−25−2211
FAX 0466−25−5413
Eメール www.enoshima−yacht−harbor.jp

詳細は上記電話にお問い合わせください。

No.142 ゴールデンウィーク最終日 

2011/05/08 13:15 
本日はGW最終日に相応しく好天に恵まれ、午後から多少南寄りの風が強くなりそうですが、久々にハーバーは活気を取り戻しました。現在、気温も上昇して夏日になっています。GW中の出来事ですが、学生バース周辺で、バースに保管されている艇から主にブロック類等の部品を狙った盗難事案が発生しています。残念なことですが、我々も巡視を強化するとともに、本日警察に調査を依頼しました。(以上報告です・・)
 
さて、GW後の休港日のお知らせですが、明日5/9月は通常営業です。休港日は5/10火と5/11水になります。くれぐれもお間違えの無いようお願いします。

No.141 大津波対策(その4)「海上での対応(ディンギーの場合)」 

2011/04/23 16:13 
(その3)のクルーザーの場合と基本的考え方は一緒だと思いますが、大きな違いは、動力が「風」でしかないこと、また緊急地震速報を知るための「携帯電話」を持って出る人がどの程度いるか?そして、持っていてもセールや波の音で聞き取れなかったり、バイブが感じなかったりするのが問題です。
できる限り防水携帯を自分の身(肌)に着けて出るのが理想でしょう。
次に「風」の問題ですが、風があって推進力が得られる状態であれば、クルーザーや動力船と同じように「位置」「時間的余裕」「艇の能力」の三要素から判断することになると思います。そして「沖へ逃げる」を選んだ場合、津波が牙をむく前、つまり、波が崩れる前にこれを乗り切れば助かる可能性が非常に高くなると言えます。私も大波の中、嫌というほどレスキューを経験してきましたが、崩れてない大波(うねり)なら、波に向かって走るのと、後ろから大波に追いかけられるのでは、はるかに波に向かって走る方が安心感があります。ただ忘れてはいけないのが、津波は一波だけではありません。二波三波と来ることが多いので、一波を乗り切ったからといって油断はできません。
 それでは、「風が無い場合」・・この場合が最も難しい状況で、ハーバー近くで漂っていて自力では沖へも行けず帰港もできない最悪のパターンになります。もし複数単位で練習や活動を行っていたら、その指導艇やサポート艇等の動力船が、ディンギーの艇数が少ないことを条件に船ごと曳航するのが理想です。ただし、慣れてないと曳航の態勢に入るまでに手間取って思わぬ時間を費やしてしまうものです。時間がない場合は人だけ拾って沖または陸へ逃げるしかありません。
もちろん、当方や海上保安署、そしてその他関係機関も限りある時間内で、できる限り走り回って、数多くのディンギーに周知したり救助活動を行なうつもりですが、これもディンギーの艇数(人数)と時間的余裕の範囲内ということになってしまうでしょう。また、「沖へ逃げる」を選び、津波を乗り切って一息し、さて帰港という際、ハーバーや岸近くが雑物の流失で惨憺たる状態であれば、帰港もできない状況も考えられます。命は助かったものの沖で長時間待機しなければなりません。例えば、これが真夏だったら・・と考えるとペットボトル1本が命を繋ぐ結果になり、必需品の一つになると思います。また、日没を過ぎてしまったら・・と考えれば、当然「ミニライト」も・・ということになります。
大学のヨット部やサークル、各艇種別協会や実業団、各種レース主催者等の単位でこれらの対処方法を話し合うのも大切なことだと思います。

 以上、(その1)から(その4)まで、自分の思いつくままを書いてしまいましたが、これらは相模湾沿岸に大津波が来て、危機迫った状況を自分なりに想定して、とにかく人命最優先の観点から書いたものです。決して大げさに書いたり、脅かしたり、恐怖を与えるつもりはありません。
大津波が何時来るかなどは当然分かりませんし、我々の生きている間は来ないかもしれません・・しかし、明日来る可能性もゼロではありません。海は我々に恵みを与えてくれ、楽しさを与えてくれる反面、時に牙をむくこともあります。
海での津波対策として、私とは違う考えや、より良い対策案を持った人もいるかもしれません。ただ言えることは、今回の津波の被災者の方々のためにも、海に携わるみんなが、知恵を出し合い「最悪のシナリオ」に対する「最良の対処法」を考えておくのは、喉元の熱い今しかないと思います・・。

No.140 大津波対策(その3)「海上での対応(クルーザー他動力船の場合)」 

2011/04/21 15:55 
(その1),(その2)で陸上にいた場合を想定してみましたが、今回は「海上にいた場合」で、クルーザーや動力船の場合を想定してみました。
まず、海上にいた場合は、地震を体で感じることはできません。情報を知るには、@誰かに教えてもらう、A携帯電話の緊急地震速報(ラジオ等も含む)、この二つしかありません。特に携帯の緊急地震速報は、地震が発生する直前に、けたたましい音が鳴って必要な情報を知らせてくれるので非常に有効です。これはマナーモードでも鳴るそうです。今は携帯電話は海の必需品と言えるでしょう。
ただし、大地震発生後の通話については、制限がかかるため「何時間経っても、なかなか通じない」という可能性が高いのが実情です。
 さて、地震の情報が入り、さらに大津波の恐れがあった場合、その時点で自船が海上のどの位置にいるか?がキーポイントになり、沖に位置すればさらに沖へ避難ということになり、岸に近ければ「ハーバーに戻って高台を目指すか?」「沖を目指すか?」の選択を迫られることになります。そして、そのどちらがより安全か?を限られた時間内で判断しなければなりません。「位置」「時間的余裕」「艇の能力」この三つからの総合判断です。
 ここからは、あくまで私的な意見になりますが、津波の特徴は、「岸に近づけば近づくほどその牙は鋭くなり、陸に当たって爆発する・・」と言えるので、陸か?沖か?を迷う位置であるなら、牙が鋭くなる前の「沖」を目指した方が賢明だと思います。沖で津波に対した方が命の危険性はより少なくなるのではないでしょうか?・・万が一途中で艇が転覆し人が投げ出されてもライジャケさえ着けていれば浮いています。
 また、クルーザーがバースに係留中に大津波が迫った場合の判断も難しいところです。
大津波の前後には一時潮が引く(下がる)のが明らかになっており、ハーバー内の水深は平均4mなので4m以上潮が引けば浮いていたクルーザーは海底に接触し横倒しになる可能性があり、次に来る大津波でポンツーンは鉄柱からぬけ、おそらく船ごと流されてしまうでしょう。したがって、「船を捨て高台へ避難」か「船ごと沖へ避難」の選択になります。
それでは、「どの程度沖へ逃げれば安全なのか?」と言うと、これは水深や地形との関係になります。、ハーバーを出て南に向かい白灯台の線までが水深4〜7m、白灯台から約400m進むと右に「鴨根」という暗礁があり、この付近が最も波が立ち安い場所です。これを越せば水深は10mになり、そこから約1km沖へ向かえば水深は20mになります。
さらに沖へ1kmで水深は約40m、さらに1km(白灯台から約5km)で水深は70mに達します。
水深が何mなら安全か?は断言できませんが、波が崩れ始め、艇がその波に巻き込まれる状態になるのはかなり水深が浅くなってからだと思います。震災発生後、神奈川県では専門家を交えた「津波浸水想定検討部会」(仮称)を立ち上げ、県独自で相模湾で想定されている国の震源モデルを再検証することになっていて、より具体的な数値が今後示されることになるそうです。

No.139 大津波対策(その2)「避難経路」 

2011/04/14 11:59 
写真1 写真2 写真3
(クリックで拡大表示)
ハーバー(陸上)にいて津波の情報が入った場合の避難についてですが、まず、次に挙げる情報から取るべき行動が決まると思います。
@震源地(例、相模湾南西沖○○kmの海底)
A地震の規模(例、マグニチュード○)
B津波の大きさ(例、約○〜○○m)
C相模湾沿岸の到達予想時間(例、○分〜○○分)
 そして、上記BとCにより、逃げる「時間的余裕」及び「目指す場所」が決まります。つまり、津波の大きさがより大きく、到達予想時間がより少なければ、「より早く、より高い場所へ・・」ということになります。江の島の標高が最も高い場所は言うまでもなく、江の島展望灯台がある「サムエルコッキング苑」で標高約60mです。そこまで行く途中に「江島神社」があり、標高約50m位でこれらの周辺が「広域避難場所」となっています。
 それでは、ハーバーをスタートして、江島神社あるいはコッキング苑まで約何分かかるか?ですが、実は我々スタッフ全員が先日シュミレーションを行った結果、後程紹介する最短の裏道を使い、駆け足と早足を交え「5分〜7分」という結果でした。
もう一本のルートは表参道からですが、これだと「12分〜16分」でした。
さて、裏道のルートを紹介すると、まず女性センターと中央緑地(聖天島)の道を突き当りまで進むと右角に「文左食堂」、ここを「左」に曲がり6〜7mほど行くと右に「登り口」があります(写@)。ここからは、両脇に民家が立ち並んだ細い道になり、これを進むと急な階段が見えてきます(写A)。これを上り、道なりに行くと江島神社境内の下へ辿り着くことができます(写B)。
(地図はフロントに用意してあります)
ただし、津波が来る前には当然大地震があり、この地震によりこの裏道の両脇の民家が倒壊したり、火災のため通路が通れなくなる可能性もあります。この場合は表参道ルートしかありません。それもだめなら近くの高台(女性センター他)ということになります。いずれにしても、色々なケースを想定し「一」がだめなら「二」、「二」がだめな「三」・・と考えておくことが大切だと思います。

No.138 大津波対策(その1)「命のジャケット」 

2011/04/03 12:33 
日々公開される津波の映像が目に焼き付き、まず、陸上にいた場合を想定して私なりに考えたことをアップします。
阪神淡路大震災の際の死亡原因の大半が建物の崩壊等による圧死だったのに対し、今回の大震災により命を失った方々の死亡原因は、大多数が溺死によるものだそうです。ハーバーが大津波に襲われた場合、一瞬にして今まで陸であった場所が海になり、ただ海になるのではなく、今まで陸上にあったものがゴチャ混ぜになり、それが津波に乗って凄いスピードで襲ってくるのです。この凶器と化した雑物にあたって負傷したり、挟まれたりして、最終的には溺れてしまうというケースがまず考えられます。
また、これら雑物からなんとか逃れたとしても、水を大量に飲んで溺れるケースもあります。いずれにしても、
「海で命を救うもの」といえば、なんと言っても「ライジャケ」です。江の島に観光に来る方々にはあまり馴染みのないものかもしれませんが、みなさんはほぼ全員がこの「ライジャケ」を持っていると思います。
これを陸上でも活用しない手はありません。津波警報あるいは大津波警報が発令されたら、可能な限り素早く「ライジャケ」を着用すべきです。
津波に巻かれてもとりあえずは体を浮かせてくれます。息が吸えます。そして、何かにぶつかっても胴体をライジャケのクッションが多少なりとも守ってくれます。動けなくなって助けが必要な場合は、大声で叫ぶよりはるかに大きな音がでて、労力が少ない「笛」が付いています(メーカーにより付いてないものもありますが、JCIの検定品は必ず付いています)つまり、「ライフジャケット」は陸上でも「命のジャケット」としての機能を果たすのではないでしょうか・・。「気休め」と言ってしまえばそれまでですが、「無いよりは有った方が良い」というのが正解だと思います。ただし、津波到達まで時間的余裕がない場合、艇の中にあるライジャケを苦労して探したり、船具ロッカー内にあるライジャケを取るために番号合わせのキーに手間取ったりして、むやみに時間を費やすのは逆に命取りの結果になってしまいます。あくまで「目標は高台です」時間との勝負で、「瞬時にライジャケを羽織り、高台を目指す」これがベストではないでしょうか・・。

No.137 「黄色の吹き流し半旗」を降ろします 

2011/04/01 11:25 
 多くの尊い人命を失い、莫大な被害をもたらした「東日本大震災」が発生してから3週間が経ちました。
未だ行方不明者の確認もできず、避難生活で大変な苦労をされている方々も多く、電力不足、燃料不足、生活物資の不足、放射能の問題等、残した爪跡は大変大きなものとなってしまいました。
その傷をなんとか癒すため、みんなが力を合わせ復興に向け努力しているのが現状です。
特に我々海に携わる人間にしてみれば海の怖さを人一倍分かっているはずで、けして人ごととは思えません。
私たちは直接の被災者ではありませんが、この災害により、「もしも自分の身であったなら」という事を考え、それを想定して身を守るための術を誰もが考えさせられたと思います。
 大地震がまたいつ起こるか分かりません。相模湾に大津波がくる可能性も否定できません。ただ、現状は頻発していた各地の地震は一時休止し、節電の意識も定着し、燃料もとりあえずは調達できる状態になりました。
昨日のニュースで被災地の津波により根こそぎ折れた桜の木から、つぼみが芽吹いていると言っていました。
これからは、潮が干潮から上げ潮にかかるように徐々に徐々に前に進まなければいけないと思います。
湘南港の体制についても、津波の恐ろしさと被災地への思いやりを持ち復興を願いつつ、黄色の半旗を下ろし、通常の体制にしていきたいと思います。

No.136 マリーナの被災情報 

2011/03/21 16:02 
東北関東地方のマリーナの被災情報が一部入ったのでお知らせします。「宮古」「小名浜」「銚子」のマリーナは全壊、「大洗」もほぼ壊滅的状態だそうです。また東京湾の「夢の島」は一部液状化現象でクレーンが使用不能という情報があります。
湘南港についても今後あのような大規模な津波に見舞われたことを想定した場合、被災地の映像でも明らかなように、一番危険な場所は陸と海の境目周辺だというのは言うまでもありません。みなさんはこの境目にいる確率はかなり高く、クルーザーや動力船は特に、その時の自分の位置により、「沖へ逃げる」、「高い場所へ逃げる」、このどちらかの選択をしなければならない状況になることも想定しておく必要があると思います。いずれにしても、我々も地震、津波の情報があった場合、それを可能な限り、また、1分でも早くみなさんに伝え、それぞれが判断して逃げる時間的余裕をできるだけ多くしなければならないと、今更ながら強く感じています。

No.135 今後のハーバーの対応について(調整結果) 

2011/03/19 08:20 
とても大きな被害をもたらした「東北関東大震災」から一週間が経過し、現在もなお毎日のように余震が頻発し、いつ関東沖に震源を持つ巨大地震が発生してもおかしくない状況であり、加えて深刻化する救助艇や運営艇を含めた各種燃料不足の問題や計画停電によるクレーンの稼働問題等を踏まえ、県と調整を行ないました。その結果、当面の間は出艇及びクレーンの利用については、「自粛」の形とし、緊急対応及び必要最小限の利用をできる限りお願いすることになりました。ハーバーのミズンマストに「注意及び自粛」の意味を含んだ「黄色の吹流し」を半旗で掲げることによりこれを表現することにしました。
ハーバーを利用される方々にはさまざまな利用形態があると思いますが、ご協力くださるようお願い申し上げます。

No.134 ハーバーの今後の現場対応について 

2011/03/14 17:05 
「津波被災地の救済優先」の状況を踏まえ、当面の間、次の対応を現在検討中です。
クレーンの稼働については、稼働を制限し、緊急を要する場合と特別な理由がある場合に「限定稼働」の実施を検討中です。
 出艇については、次の理由により「自粛」または場合によっては「禁止」を検討中です。
一つ目は、各地で地震が頻発し、これに伴う津波の発生が懸念されること。二つ目は、みなさんも深刻化しつつあるガソリン不足に伴い、救助艇の燃料供給までもが困難になり、緊急時に救助活動ができなくなる可能性があることです。また、以上の理由に人道上の観点も含め、県当局と調整し決定する予定です。

No.133 「東北地方太平洋沖地震」 

2011/03/12 17:17 
写真1
(クリックで拡大表示)
最初に報告すると、ハーバーは、「この地震に伴う津波による被害は全くありませんでした。」
昨日14:46分に地震発生、49分に「津波注意報」発令、15:30分「津波警報」に切替わり、16:00頃、ハーバーの潮位グラフに大きな変化が見られ、これが第一波と認められます。
16:08分に「大津波警報」が発令、その後17:00分頃、第一波より小さめの第二波が観測されました。グラフのオレンジで表示したのが潮位データーです。第一波の干満の差が250cmを超えてかなり顕著なものですが、実際はジワジワと海面が上がり、ジワジワと下がり、再び上がり下がりを時間をかけて繰り返し、それが徐々に小さくなっていったという感じでした。ちなみに本日は「出艇禁止」でしたが、各地で余震が頻発している異常な状況で,明日も引続き「注意報」が解除されない場合は「出艇禁止」も解除されない可能性が高いと思います。

No.132 「春二番の強風の中、約6000人がスタート」 

2011/02/27 09:45 
写真1 写真2 写真3
(クリックで拡大表示)
日本海にある発達した低気圧の影響で、現在16m/sを越える南西の強風が吹いています。この追い風を受け、約6000人のランナーがスタートしていきました。橋を出る時は風が後押ししてくれますが、折り返して橋を再び渡りフィニッシュまでは強烈な「向かい風」です。かなりキツイと思います。ランナーの中には「タイガーマスク」や「ペンギン」などの仮装組もいたようですが、橋を渡りきれるか?心配です。写真はスタート前の風景です。

No.131 「市民マラソン前日」 

2011/02/27 09:53 
昨日は例年より遅めの春一番が吹き荒れ、気温は19度まで上昇し、最大風速は20m/sまで達しました。ディンギー、クルーザーの被害は特にありませんでした。
 さて、明日は「藤沢市民マラソン」が開催されるため、本日は会場である県営駐車場内が設営作業と選手の受付で「ごった返し」状態です。再三に渡りしつこいようですが、明日の朝07:30分から交通規制がかかり、11:30分まで車での橋の通行はできません。この時間帯のハーバーの利用は「徒歩または自転車のみ」となるので十分注意してください。
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